

もり耳鼻咽喉科クリニック 大阪府高槻市城北町2-3-3フジビル2F

花粉症・めまい・睡眠時無呼吸症候群

花粉症



食生活や住環境の変化によりアレルギー体質の人が増え、大気汚染(ディーゼルエンジンの排気ガス)の影響などで、日本人の約5人に1人が花粉症と言われています。
戦後植林したスギ林が、樹齢30年を超え、花粉の量が増加している事が主な原因とみられています。
アレルギー性鼻炎の一種である花粉症は、立て続けのくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、目の充血、涙などの症状が起こります。
【アレルギーの原因の植物】
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スギ
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ヒノキ
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イネ科のカモガヤ、ハルガヤ
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キク科のブタクサ、ヨモギほか



◆めまいの検査
聴覚検査

聴力検査、内耳機能検査、耳小骨筋反射、聴性誘発反応検査(ABR) な ど
平衡機能検査

眼振検査、赤外線CCDカメラ下眼振(特殊な目の震え)検査、画像診断 など
*CT、MRIが 必要な場合は、連携医療機関に撮影を依頼します。
◆めまいの治療

めまいの発作中は強い頭痛や意識の消失がない限り、多くは命に別状はないので、きを落ち着かせて楽な姿勢をとり、しばら く安静にします。
めまいが治まったら早めに専門医を受診してください。
当クリニックでは内服薬(抗めまい薬、循環改善薬、浸透圧利尿剤など)で発作の再発防止に努めます。
メニエール病、外リンパ瘻、聴神経腫瘍などは手術的必要となります。
特にメニエール病は、めまい発作が長期に渡って頻繁に起こり、聴力が元に戻ることなく悪化、内服薬による治療効果がない症例などは手術を検討(内リンパ嚢開放術)を検討します。治療にあたっては、必要に応じて脳神経外科や、神経内科、整形外科などをご紹介する場合があります。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)



睡眠時に呼吸停止または低呼吸になる睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)は、肥満、喉・顎の骨格的な形状などが関与して喉の空気の通り道が塞がる疾患です。

◆SASの診断
まず問診で自 覚症状や日頃の睡眠状況をお聞きします。睡眠中、日中も気になる症状がございましたら、ご相談ください。当クリニックでは睡眠時無呼吸症候群の検査と治療を行っいます。
◆睡眠時無呼吸症候群が疑われる症状
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いびきがうるさい
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日中眠気がある
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朝起きると身体が重たい
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倦怠感
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熟睡感がない
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起床時の頭痛
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ED(勃起不全)
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夜中に何回もトイレに行く
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集中力や記憶力の低下 など
